『何が食べたいですか?』『なんでもいいです。』における男女のすれ違い
- プロローグ
- 6月20日
- 読了時間: 4分
こんにちは。鹿児島の結婚相談所プロローグです。
私たちは普段、家庭や職場などのさまざまなシーンで、多くの人とお互いの考えや情報などを伝え合い、理解しようとコミュニケーションを取っています。
コミュニケーションに対して苦手意識のある人もいらっしゃるかもしれませんが、それでも生活や仕事をしていく上でなくてはならないコミュニケーションですので、皆さま言葉だけでなく表情や身振り手振りなどを駆使して、相手に伝えようとしていらっしゃると思います。
そのコミュニケーションが婚活というシーンでは、本意が伝わらなかったり、全然違った伝わり方をしてしまったり、なぜかより一層難しくなってしまうことがあります。
今回は、そんな婚活でのコミュニケーションの難しさについて書いてみたいと思います。
デートシーンでよくある、コミュニケーションの一例を挙げてみます。
男性『何が食べたいですか?』
女性『なんでもいいですよ。』
この会話は、経験のある方も多いのではないでしょうか?
『何が食べたいですか?』『なんでもいいですよ。』
文字に起こしてみると、なんだか不毛なやり取りに見えますね…
でも、デートの度にこの会話が繰り返されたりしていることも事実です。
なぜ、不毛とも思えるようなコミュニケーションが繰り返されてしまうのでしょう?
それぞれの立場で考えてみましょう。
『何が食べたいですか?』と聞く男性の気持ち
その場に応じてリードしようと話し始めたものの、勝手に決めるよりお相手の意思を尊重した方がいいと思い聞いてみた。
女性の喜ぶ顔が見たいけど、自分で考えてもわからないから、食べたいものを言ってくれると助かる。
『なんでもいいです。』と答える女性の気持ち
本当は○○が食べたい気分だけど、私の意見を押し付けるわけには…
男性の考えや意見もなく、女性任せな問いかけを不満に思う。
男性のリードする気持ちが見えず、頼りがいのなさが嫌。
『なんでもいいです。』と答えられた男性の気持ち
いやいや、なんでも言い訳ない。
本当は何が食べたいんだろう?何を考えているんだろう?
なんでもいいは、範囲が広すぎて逆に困る。
正直、毎回こちらから発信したり、提案するばかりでは疲れてしまう。
自分に気持ちがないのでは…
デートでは、食事やお茶をすることが多いと思います。
その度にこのようなやり取りをしていては、うまくいかないですし、人によっては早々に『無理だ。』と結論を出してしまうこともあります。
せっかくお見合いをして、お付き合いをしてみようを前向きに思えたお2人なのですから、少し工夫をしてお相手の気持ちに寄り添ってみましょう!

最初の男性の、『何が食べたいですか?』は純粋に女性の食べたいものを聞いているだけですが、その本意がお相手の女性に伝わっていませんので、まずここでひと工夫。
『何が食べたいですか?』
↓
『何がお好きですか?』←女性にとっては答えやすい質問です。その時に食べなくても、彼女の好きな食べ物は知っておきたいですね。
『こんな料理を出してくれるお店がありますが?どうでしょう?』←事前調査が重要になってきますが、コミュニケーションで困らない為に調べておくのもいいですね。
『私のお気に入りのお店があるのですが、○○は食べられますか?』←ご自分のことを知ってもらういいチャンスです。何回目かのデートで提案してみましょう。
普段、あなたが行っているところに招待されて、女性はうれしいと思います。
『なんでもいいです。』と答えてしまう女性も、男性の悪気のない気持ちも察して、もう少し歩み寄ってあげましょう。
もし、あなたが遠慮をしているだけなら、『私は○○が食べたいですが、大丈夫ですか?』や『昨日○○を食べたので、それ以外でしたらうれしいです。』や『実は○○と○○は苦手ですが、それ以外は食べられます。』など、答えやヒントになりそうなことをお伝えください。
きっと男性がリードして、お店探しをしてくれるはずです!
せっかくの楽しいデートです。
遠慮や考え過ぎでつまずいてはもったいないですから、お互いにお相手の気持ちを考えながら、優しさをもってコミュニケーションを取っていきましょう。
今回は、『何が食べたいですか?』『なんでもいいです。』と食事を決めるシーンのコミュニケーションを例にしましたが、『どこに行きたいですか?』『どこでもいいです。』や『いつにしますか?』『いつでもいいです。』などさまざまなシーンで同じことが言えますので、どのようなシーンでも、まずはお相手の立場に立ってコミュニケーションを取ってみましょう!