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執筆者の写真プロローグ

お見合いでのNG言動

更新日:6月8日

こんにちは。鹿児島の結婚相談所プロローグです。


今回のブログは、お見合いの席でのNG言動について書いてみたいと思います。

万が一、このブログの内容に耳が痛いと思った方や身に覚えがある方は、その言動は例外なくNGですので、気付くことができて良かったです!早速やめましょう。


お見合いが決まると、男性は会話や立ち振る舞いで女性をリードしなければと気合が入るようです。

女性も男性にスマートにエスコートされることを、少なからず期待していることでしょう。

ところが、気合が入り過ぎて、優しさや思いやり気遣いからの行動が空回りしてしまったり、気の毒にも勘違いされてしまうこともあり、腑に落ちない男性もいらっしゃるかと思います。

もちろん、女性の勘違いと言うこともあります。お見合いにはいつも私が同席しておりますので「誤解では?」とお話しさせていただく場合もありますが、フォローしきれないようなNG言動をされたり、危うい行動を連発されてはこちらもお手上げ状態です。取り返しのつかない言動が無いように気を付けましょう。


お2人が初めて顔を合わせるお見合いの場所は、プロローグの事務所になります。婚活アドバイザーの私が同席させていただき、お2人のご紹介をし3人でお話をしつつ、様子を見ながら私は会話の輪から外れさせていただきますが、同じ空間におります。

この状況を前提に、実際にお見合いの場であったNG言動を男性/女性それぞれの目線で解説していきます。


①座ったままお出迎え

お見合いの時間に2人が同時にいらっしゃることはあまりなく、少し時間の差があるので、先にいらした方は席に座っていることが多く、後からいらした方が部屋に入りつつ、お互いに『こんにちは。』や『はじめまして。』などと軽く挨拶の言葉を交わしますが、この時に先に来ていた方が座ったままでお相手を出迎えてしまうことがあるのです。

座っていらっしゃる方に悪気はないのでしょうが、立って挨拶をしている方はなんとも言えない違和感を覚えてしまいます。

フォローとして私が『◯◯さんです。』『◯◯さんです。』とお2人の名前をご紹介した際に、さっと立ち上がってくれる方もいらっしゃいますが、緊張からか名前をご紹介しても立ち上がらない方もいます。

どうしても、悪い印象に繋がってしまいます。男女どちらにも起こりうる状況ですので、皆さん気を付けましょう。


②気遣いのつもりが…

お2人がテーブルに着席されたところで、私からお互いをご紹介させていただきます。

初めに男性のプロフィールをご紹介、次に女性についても同じようにご紹介させていただくのですが、その話の最中に男性が突然、『お茶を貰えませんか?』と注文をされることがあります。もちろんお茶の準備はしております。最初のご紹介にはそこまで時間はかかりませんので、女性のご紹介を最後まで聞いていただき、その後、私がお茶の用意をしますのでお待ちください。

男性としては『気を利かせた』『女性に良いところを見てほしい』という気持ちのようですが、肝心の女性は『人の話を最後まで聞けないせっかちな人』『話しの腰を折る自己中心的で傲慢な人』『なんで注文してるの?意味がわからない』と男性の気持ちとは裏腹にかなり悪い印象を持ち、表情も曇りがちになります。

さらに、意気揚々とした男性は女性の表情には気付かず、今度は早々に『カップを下げて』と指示されます。

大方の女性は雰囲気も楽しみながらゆっくりとお茶を飲む傾向がありますので、そんなにバタバタ急ぐこともないですし、ここは喫茶店でもレストランでもありませんので注文やカップの上げ下げなどの指示も必要ありません。

正直、フォローのしようがないです…これではせっかくのお見合いの雰囲気が殺伐としたものになってしまいます。ご自身は気付いていない可能性が高いので、身に覚えがあるないに関わらず気を付けましょう。


③良く言えばシャイ?

最初に書かせていただいたように、お見合いのスタートでお2人のご紹介をし、3人でお話をしつつ、様子を見ながら私は会話の輪から外れさせていただいております。もちろん、すぐにフォローさせていただける距離におりますので、なにも心配することなくお2人で会話を楽しんでいただきたいのですが、なぜか、目の前にいるお相手の目を見れず、少し距離のある私の方を向いて一生懸命に話をされる男性がいらっしゃいます。

男性としては『緊張する』『はじめて会う女性の目が見れない』『恥ずかしい』と言うことのようですので…良く言えばシャイということでしょうか?もちろん悪気はないのですが、目を見てもらえていない女性の気持ちは『私には興味が無いみたい』『嫌われているのかな』『存在を無視されている気がする』とこれもかなり良くない印象を与えてしまっています。

男性が私の方を見てしまうので、私は男性の視線から外れるような位置へ行ったり、女性側へ移動したりしますが…会話の基本です!お相手の目を見て話をしましょう。



④わざわざ『◯◯は嫌いです。』

お見合いにいらした方がプロローグの事務所にある観葉植物を見て『グリーンいいですね、癒されますよね。』とおっしゃられたとき、お相手の方が『植物は嫌いです。』とわざわざ言ってしまうことがありますが、その嫌いなもの紹介…必要ありません。

そして、このケースは男性も女性もどちらにもあります。男性がなにか話をしていると、『私はそれ好き/嫌い』とご自分の好き嫌いを紹介しようとしてしまう女性も多いですし、またこの逆もあり男性の嫌いを聞かされることもあります。好きは全然かまいませんが、嫌いは必要ありません。

もちろん、生涯を共に歩んでいくパートナーを見付けるためにお見合いや婚活をしているわけですから、好きなものも嫌いなものもなんでも知っていていてほしいし、わかってほしいという気持ちのなのかもしれませんが、それはもっと時間をかけてお互いを知っていく中で紹介し合えばいいのです。初めて会った人に、ましてお相手が好きだったり興味のあるものに対して、わざわざ『嫌い』と言って、お相手がどう思うか…せめて『疎くて』や『知らないんです』で十分です。


⑤いい加減な返事

楽しく会話をするポイントとして、否定的にならず肯定的な受け答えをしましょう。ということが前提としてあるのですが、中には肯定的な相づちなのですが中身が無くて、会話を続けていくと、その相づちに中身の無いことが相手に伝わってしまって不信感につながる。というケースをよく見ます。

口癖なのでしょうか『いいですね。』を続けざまに言われる方がいらっしゃいます。最初の印象こそ良いのですが、『いいですね、いいですね。』としか言っていなくて、本当に良いと思っているようには聞こえなくなってしまったり、いい加減な相づちのように感じてしまうことがあり、不信に思ったお相手が具体的に話しをしてみると、次はのらりくらりとかわすような答え方をしてしまい、最後には完全に信頼を失ってしまいます。


例えば↓

女性『カフェ巡りが好きなんです。』

男性『いいですね。』

女性『甘いものもコーヒーも好きなんです。』

男性『いいですね、いいですね。』

女性『甘いものお好きですか?』

男性『いいですよね。』

女性『私はチーズケーキが好きで、いろいろなところのチーズケーキを食べ歩いているんです。』

男性『いいですね~』

女性『◯◯というお店のチーズケーキが絶品で!』

男性『いいですね、いいですね。』

女性『ご存知ですか?』

男性『あっ、いいえ…』

女性『どこかチーズケーキがおすすめのお店とかあります?』

男性『チーズケーキはあまり食べないですね…』


こんな会話が何度もあったら、いいって思ってないだろうな…いい加減な返事ばかりして…きっと私に興味が無いんだろうな。とそんなつもりはなくてもそう思われてしまいます。話を合わせたくて肯定的な返事をしようとしているのかもしれませんが、いい加減な『いいですね。』は逆効果になってしまいます。

では、どうしたらいいのでしょうか?

肯定的な返事や相づちはセリフではなく、あなたの感じたことや思ったことを会話の流れに乗って発していけばいいのです。


例えば①

女性『私はチーズケーキが好きで、よくカフェ巡りをしているんです。』

男性『そうなんですね。私は甘いものは苦手なのですがコーヒーは大好きです。』


例えば②

女性『私はお菓子作りが好きで、休みの日は家でチーズケーキを焼いたりしているんです。』

男性『すごいですね。私は炒め物くらいしか作れないので、お菓子を焼けるなんて尊敬しちゃいます。』


このように話の流れを止めるでもなく逆流させるわけでもなく、流れに乗って受け答えをすると、否定的ではありませんし話が盛り上がりお互いのことを知ることができます。

耳触りのいい返事ではなく、気持ちのある受け答えを心掛け会話を楽しみましょう!


婚活アドバイザーとしてお見合いに立ち合わせていただくと、ご本人は悪気なく知らず知らずのうちに嫌われてしまうような言動をとってしまう方が多くいらして…私はその方もとても素敵な人だと知っているので、誤解されてしまうともったいなくご本人以上に悔しく思うことが多々あります。

今回のブログはやや厳しめの内容になっておりますが、なんとか皆さまのご希望に沿いたい、皆さまに幸せをつかんでいただきたいと常に思っている私からのエールとして受け取っていただけますと幸いです。

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